【オススメ図書】Vol.12「新着図書」のご紹介
ぜひ お手に取ってご覧ください!
『ともに生きるための演劇』平田オリザ著、NHK出版
多様化が加速し、疫病や戦争で人びとの分断も進む社会のなかで、「ともに生きる」ためにはどうすればいいのか。他者理解、異文化理解の手法としての演劇など、演劇の可能性を多様な視点から論じた異色の演劇入門書。
『共生社会のアサーション入門-差別を生まないためのコミュニケーション技術』小林学美著、明石書店
様々なシチュエーションにおいて、相手に対して自己主張を押し付けすぎず、対等な対話を実現するためのコミュニケーションの基本をわかりやすく解説する。
『地域自治のしくみづくり 実践ハンドブック』中川幾郎編著、学芸出版社
自治会等の地縁組織とNPOなどテーマ型の組織が補完しあう「地域自治」のしくみが広がっている。こうした動きをリードしてきた著者らが、理論的背景と行政・地域における仕組みづくりの方法、各地の事例を紹介。
『地域経済のリデザイン-生活者視点から捉えなおす』松永桂子著、学芸出版社
働き方、暮らし方など生活者視点から地域の社会・経済・文化を捉え直し、「リ・デザイン」することで、資本主義経済のゆがみを是正するヒントを探る試み。
『文化で地域をデザインする-社会の課題と文化をつなぐ現場から』松本茂章編著、学芸出版社
観光振興、産業振興、多文化共生・国際交流、まちづくり、教育、福祉・医療の各分野の現場から、社会の課題と文化をつなぎ、未来の地域を耕す方法を紹介する。
『事例から学ぶ・市民協働の成功法則-小さな成功体験を重ねて学んだこと』松下啓一著、水曜社
「仲良くやるから協働」ではなく「公共主体のそれぞれが、存分に力を発揮すること」が協働である。著者の豊富な体験から小さな成功経験を一つひとつ洗い出し共通事項を類型化して協働の成功法則をまとめた一冊。
『SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ―持続可能な世界に向けて好循環を生み出す人のあり方・学び方・働き方』佐藤真久・広石拓司著、みくに出版
システム思考、シナリオ・プランニング、異分野コミュニケーション、環境倫理、感情知性などを使いこなし、組織・分野を超える環境・社会・経済の統合的イノベーションを実現する「ソーシャル・プロジェクトの担い手」の思考法がわかる一冊。
『市民的抵抗―非暴力が社会を変える』エリカ・チェノウェス著、白水社
「ある国の人口の3・5%が非暴力で立ち上がれば、社会は変わる」。本書は、この「3.5%ルール」をはじめ、市民的抵抗の歴史とその可能性を探る試みである。
『ぼくは福祉で生きることにした-お母ちゃんがくれた未来図』河内崇典著、水曜社
学生ヘルパーだった4人の仲間で始めたNPO。大阪を拠点に、20以上の事業を立ち上げた著者が、もしかしたら「自分には何もできない」「やりたいことがわからない」「福祉は特別なもの」と思い込んでいる若者たちに贈る口語の語りおろし。
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