【オススメ図書】Vol.9 統計と財政から「まち」の現状と課題を読み解く技法を知り、実践事例から持続可能なまちづくりの知恵を探るための10冊
ぜひ お手に取ってご覧ください!
※新着図書については、5月23日(月)から貸し出しを開始します。
本書は、従来の医療・保健のあり方を「まちづくり」という視点から捉え直した実践の書。サポセン主催の「地域の居場所づくり交流会Ⅵ」講師・守本陽一さんは共著者の一人。
◆『ケアとまちづくり、ときどき アート』西智弘、守本陽一、藤岡聡子著、中外医学社
不動産市場からも都市計画からも見放された都市の〈隙間〉に、素人が新しい視点でまちをつくり変えていく可能性があることを著者自らの体験を通して語る実践の書。
◆『都市の〈隙間〉からまちをつくろう―ドイツ・ライプツィヒに学ぶ空き家と空き地のつかいかた』大谷悠著、学芸出版社
街なかに新風を吹き込んだ「わいわい!!コンテナ」、多世代の交流を生み出した「芝の家」などの事例から、場づくりのポイントとなるさまざまなデザインを実践者が具体的に解説。
◆『場づくりから始める地域づくり―創発を生むプラットフォームのつくり方』飯盛義徳編著、学芸出版社
著者が調査、運営支援をしてきた先駆的な「居場所」を紹介するとともに、居場所と施設を比較・分析し、制度化される過程で見えにくくなってきた「居場所」本来の役割を明らかにする。
◆『わたしの居場所、このまちの。―制度の外側と内側から見る第三の場所』田中康裕著、水曜社
世界20の都市戦略と実践から持続可能な街づくりのヒントを探る試み。キーワードは、協働、デジタル、コミュニケーション、そして一人ひとりの文脈に即したパーソナライズ。
◆『世界のSDGs都市戦略―デジタル活用による価値創造』櫻井美穂子著、学芸出版社
どんなに行き詰まっているように見える状況でも、社会を変革する道はある。営利・非営利・行政の枠を越えて、社会変革に取り組む海外の事例を紹介した2冊。
◆『これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。―スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー ベストセレクション10』SSIR Japan編、SSIR Japan。
◆『ルポ つながりの経済を創るースペイン発「もう一つの世界」への道』工藤律子著、岩波書店
あらゆる政策立案にエビデンスが求められるなか、統計と財政を知らずしてまちづくりは語れない。統計情報の見方、財政診断の方法を知ることで、根拠に基づく政策づくりをするための2冊。
◆『まちづくりの統計学―政策づくりのためのデータの見方・使い方』宇都宮浄人編、学芸出版社
◆『自治体の財政診断入門「損益計算書」を作れば稼ぐ力がわかる 』鈴木文彦著、学芸出版社
社会課題を解決するための取組をその設計・開発段階から体系的に評価し、社会改善に向けて有効な評価情報を提供する「プログラム評価」。本書は、多様な専門分野の研究者・実践者が理論・応用の両アプローチから「プログラム評価」を解説する。
◆『プログラム評価ハンドブック―社会課題解決に向けた評価方法の基礎・応用』源由利子ほか著、晃洋書房
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