【開催報告】2022年度NPO講座3⃣「パートナーシップでまちづくり ~知っておきたい行政のしくみ~」

日 時:2023年2月18日(土)14:00~16:00
会 場:ちがさき市民活動サポートセンター フリースペース大
参加者:16名
講 師:熊谷 健太さん(企画経営課)
    柿澤 良昭さん、小西 琢郎さん(市民自治推進課)
コーディネーター:
    益永 律子さん(認定特定非営利活動法人NPOサポートちがさき)

市民活動団体等と行政が、お互いに円滑な協働の関係づくりを築くために、市民活動団体等はまず行政がどのような仕組みで、事業計画を策定し進行を管理していくのか、市民活動と行政の『ちがい』を知ることから学びます。


まずは企画経営課より、現在策定中の「茅ヶ崎市実施計画2025」をもとに、行政のしくみと意思決定のプロセスや、これから取り組むまちづくりのテーマ等についてのお話を伺いました。

市民自治推進課からは、自治会・NPO・市民活動を推進・支援する業務の中で、行政と共に実施する協働の手法についてや進め方のポイントなどを伺いました。


企画経営・市民自治推進、両課職員からのお話を聞いた後に行われた質疑応答では、こども支援・障がい者福祉・外国籍を持つ市民の支援・農業・デジタル推進等の様々な分野の団体から、活動現場の課題や悩みについて次々と切実な思いが語られました。

団体からの質問と同時に、
「法律を変えないと難しい課題もあり、行政も一緒に取り組んでほしい」
「職員の方も、もっと踏み込んだ考え方をしてくれたら」等、
市の取り組みに対する提案や事業協力への期待の声があがっていました。


講座後アンケートより

「地域の問題や行政について、多様な視点から話を聞くことができた」
「少し遠くに感じる市役所の職員さんだったが、親身に相談にのってもらえる雰囲気を感じられた」
「今回のような市と、協議できる場を引き続き設定してほしい」という声を複数いただきました。

サポセンとしては今後も団体同士の情報交換や、行政との対話・意見交換の場をつくることで、まちづくりの主役である市民と行政との協働を後押ししていきたいと思います。