サポちゃんが行く!

NPO 法人 WE21 ジャパンちがさき

NPO 法人 WE21 ジャパンちがさき

チャリティーショップ「WE ショップちがさき」は、寄付いただいた衣類や雑貨などを販売することで資源の循環を目指し、その収益で民際協力活動を行っています。(正会員20 名、賛助・ボランティア20 名)

《代表の重田さん、副代表の関さんにお話を伺いました》

茅ヶ崎で寄付文化を広めたい

WE21 ジャパンちがさきは、今年で25 年目になります。一中通りの店舗から始まり、2007年に現在のサザン通りへ移転しました。当時、日本では寄付文化やチャリティーショップが一般的ではありませんでしたがイギリスの「オックスファム」の活動を知り「茅ヶ崎でも寄付文化を広げたい」という思いから活動を始めました。特にアジアの女性たちの自立支援につながる点も共感してくれる人が多くいました。現在、神奈川県内にWEショップが複数店舗あり、それぞれがNPO 法人として独自に運営し、支援先や活動方法を決めています。

2024 年度は、私たちのショップではウクライナ避難民支援や、外国につながる子どもたちの学習支援等国内外の支援活動へ合計792,463 円を寄付しました。おかげさまで設立からの総額は1,500 万円を超えました。

<ワクワクする出会いが広がる店内>

10 年ほど前からフードドライブのコーナーをショップ内の一角に設け、寄せられた食品は、「フードパントリーさろんどて」と「子ども食堂おいしいね」の市内2か所へ届け、喜ばれています。SDGs という言葉がまだ一般的でなかった頃から、フードロス削減と地域支援をする取り組みを続けてきたからこそ、「ここに持ってくれば支援につながる」ことが浸透してきました。個人では難しい支援もショップへ気軽に持ち寄ることで社会貢献ができます。これも、拠点(ショップ)を持っているからこその強みです。茅ヶ崎は明るく開放的な方が多く、初めて会ったお客さん同士が「お似合いですよ~」と声をかけ合って、自然と会話が広まっています。お客さんとスタッフの情報交換の場にもなっており、温かい交流が生まれています。顔の見える関係から、何度も来店してくれるので、ショップが地域の居場所として心地よい交流の場になっています。ショップで活躍するボランティアの皆さんからも「人の役に立てている実感がある」「お客さんとの会話が楽しい」といった声があり、地域の方々とのつながりや交流が大きなやりがいにつながっています。
最近、ショップのインスタグラムを始めました。担当の関さんは、始め方がわからなかったのですが、接客中の会話がきっかけで、得意なお客さんが教えてくれることになりました。

このようにショップで生まれる会話が新しいことにチャレンジしようと思わせてくれる関係性があります。                                                                    また、大切にしてきた品物を誰かの役に立ててほしいと寄付する方が多くいらっしゃいます。私たちは「一度選ばれたものだから、生きる道を見つけてあげたい」という思いで丁寧に扱っています。ぜひ皆さま、ご家庭で眠っている衣類、雑貨をお持ちください。

ユースボランティアの受入れ

夏休みに学生たちのボランティア体験を受け入れて18 年になります。以前は職場体験感覚で参加する学生が多かった印象ですが、最近はSDGs、国際協力、経営、接客など、多様な関心を持つ学生が増えてきたように思います。チャリティーショップを初めて知って、「自分も支援に関わりたい」と洋服を購入してくれる学生もいます。また最近では経営に興味を持つ学生の姿も見られ、思いがけない新鮮な驚きを覚えました。そうした場面ではスタッフが自身の経験をもとにアドバイスをしたこともあります。先生や親以外の地域の大人と関わる貴重な機会にもなっており、私たちは若い世代に活動を広げ、応援したいという思いで、知識や経験を丁寧に伝えています。

体験後の感想文には、学生たちの素直な気づきや前向きな姿勢が書かれており、私たちにとっても新しい発見があり、良い刺激になっています。毎年学生たちとの出会いを楽しみにしています。

サポセンスタッフ編集後記
取材後にフィリピンの山岳地域で暮らす人々が作っているフェアトレード商品の「森育ちのしょうがパウダー」をいただきました。やさしい甘さとしょうがの風味で体がぽかぽかと温まり、とても気に入ったので自宅用に購入しました。また、イラクやシリアの子どもたちの医療支援などを行うJIM-NET のチョコ募金をしました。さらに、素敵なお洋服を2点購入し、買うことで誰かの支援につながると思うと、穏やかな気分になりました。