急増する「海外にルーツを持つ子育て家庭・若者・困窮者」緊急支援事業(受付5/17まで)~認定NPO法人キッズドア/LADYFOR(株)

新型コロナの入国規制の緩和後、海外ルーツを持つ人の入国が空前の勢いで増加しています。2023年10月、出入国在留管理庁は在留外国人数が前年より26万人余り増え、過去最大の322万3858人になったと発表しました。

在留外国人は低収入者(月給30万円以下)の割合が日本人労働者(44.8%)に対し著しく高く(79.0%)、物価高による生活への影響が深刻化しています。一方で、2020年からの新型コロナによる入国制限により一時的に外国人が減ったことで、これまで海外ルーツ支援を行ってきた日本語教室やNPOの廃業が相次いでいます。その後の入国緩和によって支援ニーズが復活・増加したものの、受け皿となる団体の不足は続いている状況にあります。

そこで本事業では、入国緩和を受けて急増する在留外国人など海外にルーツを持つ人のうち、子育てや生活上の課題を抱える人へ緊急的な支援を行う事業に対し、資金的・非資金的支援を行います。

休眠預金活用事業として、NPO法人青少年自立援助センターとREADYFOR(株)が資金分配団体(FDO)となり、資金的支援および非資金的支援(伴走支援)を提供します。

▼応募期間
2024年4月24日(木) ~ 2024年5月17日(金) 17:00まで

▼対象団体
1.海外にルーツを持つ方々への支援実績がある団体
2.これまで主に日本人への生活・相談支援を行ってきた団体のうち、海外にルーツをもつ方々への支援に取り組む意志がある団体

▼対象事業
・経済的な理由による子育て家庭・困窮者への支援(子ども食堂・医療支援など)
・孤立孤独を抱える子育て家庭・若者・困窮者への支援(居場所・交流会実施など)
・日本語でのコミュニケーションに悩みを抱える子ども・家族への支援(生活相談・日本語学習支援など)
 ※これ以外の事業も、必要に応じて設定可能です

▼助成期間
2024年7月中旬〜2025年2月28日まで(7〜8か月程度)

▼助成金額 / 件数
 採択予定実行団体数:10〜12団体
 1団体あたりの助成額:
 ①集住(または広域)地域枠
   1500万円~2500万円程度 ※5~6団体想定
 ②散在地域枠
   500万円~1000万円程度 ※5~6団体想定

▼オンライン説明会

2024年4月11日(木)、19(金)

公募要項・申請方法など詳細については、急増する「海外にルーツを持つ子育て家庭・若者・困窮者」緊急支援事業 Webサイトをご覧ください。

▼申込み/問合せ
上記Webサイトより、申請書をダウンロードし必要事項を入力して、必要書類を揃えた上でメールにて受付ます。
お問合せも上記Webサイト内の お問合せフォームよりお願いします。

特定非営利活動法人青少年自立援助センター/ READYFOR株式会社