【環境保全】~石鹸や洗剤も環境にやさしく、サポセンのエコ活動~

みなさんはサポセン給湯室の、流しに置いてある石けん(台所・洗濯用)をご存じでしょうか?

給湯室で食器やふきん等を洗う石けんは、使用済みの食用油をリサイクルしてして作られたエコ石けんです。サポセンではこの石けんを、地域地域活動支援センター“みらまーる” から購入しています。

食用油をリサイクルしてできた石鹸

いまではモノやからだを洗う洗剤は、私たちの日常生活に欠かせないものとなっています。

一般的によく使われている合成洗剤は、20世紀になって開発されました。原料は主に石油や天然油脂ですが、製造過程で複雑な化学合成を繰り返し、自然界に存在しない成分(合成界面活性剤など)で作られています。
食用油で廃油リサイクルした石けんは、水で溶かした苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)に、食用廃油を入れて作るだけ。自然環境にも人にもやさしいのが大きなメリットで、洗剤による肌荒れが気になる方にもおススメです。

合成洗剤の排水は天然由来に比べ自然界での分解に時間がかかり、環境に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。このような合成洗剤を使い続けると、自然環境や人体に今後どのような影響があるか、まだ正確にはわかっていません。

出来上がった石けんを一つひとつ丁寧に包装

“みらまーる”では、食用廃油を市内の飲食店や保育所などから提供してもらい、石けんの型は近隣の方やボランティアから提供された牛乳パックを再利用したもの。油も牛乳パックもゴミとして捨てず、そして手にも優しいエコ石けん。まだ使ったことがない方は、お試ししてみてはいかがでしょう。