サポちゃんが行く!

NPO法人 セカンドワーク協会(略称:SWA)

NPO法人 セカンドワーク協会(略称:SWA)
シニアやミドル世代などが現役Webクリエイターとともに、課題解決のため奮闘するNPOや市民活動団体の依頼を受け、Webサイト制作・伴走支援を行っています。また、団体内では会員のスキルアップを常時図り、 団体への伴走支援や会員自身の情報発信力向上に努めています。 会員40名、賛助会員2法人

《代表の四條さんにお話をうかがいました》
Web制作で社会貢献を目指す
定年後に起業してWeb制作会社を始めた四條さん、以前は事務機器メーカーの技術職を勤められ、Web制作とは全く縁がなかったそうです。ところが、起業後9年間にパートナーの力を借り、湘南エリアで80件以上ものWebサイトを作成し、すっかりWeb制作のとりこに・・・。

「Webサイトはネットワーク時代における、情報発信に必須のツール。必要とする多くのお客さまがいる」「Web活用で集客が増えると、とても感謝される」「Web制作は適度に難しく、自身の達成感や成長感が感じられる」「多額でなくとも稼げる」等、魅力的な気づきがありました。そして、この気づきから経験を活かせる社会貢献を思い立ち、仲間を募り2019年8月にNPO法人を設立し、下記の活動を行っています。

◎シニア・ミドル世代が現役世代の支援を受け小規模事業者に良質なWebサイトを提供する。
◎その結果、シニア・ミドル世代、現役世代ともに「セカンドワーク」を手に入れることができる。
◎毎月2回のオンライン勉強会や、セミナーを実施するとともに、 会員自身のWebサイトを実際に制作し、会員のスキルアップに努める。


市民活動団体のWebサイトを制作中
茅ヶ崎市げんき基金補助事業に採択された団体からの依頼で制作したWebサイトを紹介します。
<一般社団法人4Hearts >
「障がいを超えて誰もが心通じ合える社会」を目指す、団体の活動にかける強い意志が伝わるメディアサイト。

<ママほぐ>

子育て中のママたちに癒しや楽しさを提供するポータルサイト。優しく寄り添う団体の想いが伝わります。

その他にも、「マザーアース茅ヶ崎」の子育て世代の女性たち向けた「茅ヶ崎の防災情報」を発信するサイトや、「特定非営利活動法人 湘南ランドスケープラボ」の環境保全や地域活性の活動を伝える団体情報発信サイトなどを制作しています。


出会い・学び・実践の場

セカンドワーク協会自体も2020年度のげんき基金補助事業のスタート支援に応募し、「ITシニアリーダーを育成するセミナー」が採択されました。市民活動団体をはじめ、まちぢから協議会など地縁団体や小規模事業者から5組8名の受講参加があり、3ヵ月間にわたるセミナーの成果は、4つのWebサイトの公開、1つの将来構想案を策定できた事です。

また、本年度もげんき基金補助事業ステップアップ支援で「Webサポーターを育成するセミナー」を実施。

参加団体が思い描くWebサイトづくりを目指して絶賛受講中の参加者からは、「扱うテーマにより、専門性のある講師が丁寧に教えてくれる」「毎回宿題をこなすのが大変💦」「些細な質問にも、すぐにグループチャットを使って対応してくれて助かる」「知っていると意外と便利な使えるサイト情報や、PC操作のショートカット機能も学べて、とても有意義」「他の活動団体の様子を知ることができるし、情報発信についての悩みなどを共有できて、毎回楽しみです」などの声が聞けました。

今回のお話を伺い、実際にセミナーに参加したことで、団体が掲げる3つのミッション:①尊重し学びあう『多世代コミュニティの形成』出会いの場、②ITで地域貢献『Webの最新トレンドを学ぶ』、③相談者の視点から『高品質のWeb制作と伴走支援』を実践・実感することができました。四條さんに今後について伺うと、「微力ながら、意義ある活動を推進されている団体や地元みなさんのお役にたてると幸いです。今後も、NPOや市民活動団体の中間支援団体として、なくてはならない存在になれるように頑張ります!」との頼もしい言葉をいただきました。