サポちゃんが行く!

NPO 法人 パソコンボランティア湘南(パソボラ湘南)

2002 年設立。茅ヶ崎市民の IT 支援に尽力し、電脳な街づくりに寄与することを目的に活動しています。
会員 62 名(男性 41 名、女性 21 名)、平均年齢 71 歳。

《代表の大木さんにお話をうかがいました》

IT による生活の利便性向上を支援1999 年、湘南マルチメディアタウン構想推進協議会「草の根」情報化支援プロジェクトとして勤労市民会館内「パソコン体験コーナー」で市民へのパソコン指導を実施していましたが 2002 年 3 月末日で終了。

これからの情報化社会には、市民の情報スキル向上の機会存続は必要だと考え、有志で組織的に活動していける NPO を設立しました。その後、市役所分庁舎内「市民パソコン体験コーナー」を市から委託を受け運営、支援をスタートさせました。パソコンやスマホ・タブレットの使い方で分からないこと、学びたいことなど、利用する市民が主体的に学習する場所になっています。視覚しょうがい者用読み上げソフトが入ったパソコンも設置し、しょうがいのある方も IT 機器が使えるよう福祉面でも情報化を支援しています。同時に公民館など公共施設主催の IT 講座を支援し、地域の情報化に対応できる体制を整えました。その他、各地域パソコンサークルへの講師派遣、パソコン訪問支援(初心者、高齢者、しょうがい者対象)、自主企画講座の開催など、その時代の IT 機器(スマホやタブレット等)に対応した支援も行っています。

これからも市民のニーズに向き合う

会員は、退職後やサークル活動を経たのちに運営に加わり、自身の生涯学習としても活動に関わっています。会員内では、パソコンやスマホのソフト、アプリについての毎月 ZOOM により研修会を開催し、スキルアップに努め、より使い勝手がよいもの、便利なものを生徒の皆さんに伝えています。

「コロナ禍でも会えるツールを導入し喜ばれたり、IT 機器や ZOOMの使い方を教えてもらって良かったという声を聞いた時は、これまでの苦労が吹っ飛びやりがいをしみじみ感じます。1 月からは ZOOM オンライン講座(サークル対象)を数多く開催する予定です。さらには“小学校プログラミングの必須化”に対する協力への準備もできています。コロナ禍で IT の必要性が高まっています。

学ぶ内容はこれからも尽きない!市民は学ぶ場を求めています!」と、熱い思いを語ってくださいました。
サークル活動に参加したい方はパソボラ湘南のHP より問合せ可能です。またパソコン操作の経験がある方、パソコンを通して地域社会に貢献したいと思われている方のボランティアも募集中です。


自粛規制の中、IT の術が必須であると改めて感じます。市民活動の「PC サポート」(詳細 P2)を利用し、コロナに負けない、そして止めない活動をするためにも、ぜひパソボラ湘南の力を借りて、団体の IT 化を一歩前に進めましょう!