GENKI プロジェクト
2017年4月、子育て中のママ達のあったらいいな…の思いを形にしようと仲間と結成。
主に鶴が台(茅ヶ崎市の北側)を中心に地域の方々と楽しみながら、そして助け合いながら活動中。
《代表の井出さんにお話しをうかがいました》
地域の人との出会い
子どもが生まれた頃、孤立しがちで誰かに相談することができない環境でした。これではいけないと思い地域のイベントに参加。“鶴が台みんなの居場所”で開催しているカレーの食堂もその一つです。“みんなの居場所”は団地の活気を取り戻そうと周辺のシニアが活動されています。身近な子育ての情報不足を感じていたとき「近場でお母さんの気軽な交流の場を作りたい」とそこで話すとよく聴いてくださり、人を繋げて背中を押してくださいました。同じ保育園の人や居場所で出会ったママたちと、ぜひやろう!実現に向け道が開けました。
笑顔あふれるほっこりした地域に
GENKIプロジェクトとして始めた活動の一つは、こども用品のリユース会。まだまだ使えるものを誰かの笑顔のためにと始めました。もう一つが、鶴が台団地の広場で赤ちゃんからシニア、そしてハンディのある方の枠を超えて楽しめるフェスティバルです。
今はコロナ禍で、フェスティバルは次の予定が立てにくい状況ですが、子育て世代にはオンラインカフェを開催。
手遊び、歌、母の日クラフトなどで楽しい時間を共有しました。シニア世代には、子ども手書きのメッセージでほっこりしてもらえるようにと、コロナ収束後開催のお知らせポスターを作り地域の掲示板に貼りました。
“みんなの居場所”は、初めは食べに行って子どもを遊ばせる側だったけれど、次第にカレー提供の受付や楽しい勉強部屋?のお世話係をするようになりました!
コロナの影響でカレーの食堂代替えのテイクアウトにも運営参加。困っている人に届くように、お知らせの仕方をを試行錯誤中です。おなじ目線、楽しい場所、という事を心掛けています。
サポセンの居場所づくり交流会に参加したことも、自身のブラッシュアップになりました。そこで出会った方々と情報交換し、何かカタチにしようと動き出しています。
家庭、仕事と忙しいけれど「自分たちが楽しい、それを喜んでもらえるのが嬉しい」運営側、参加者と分けるのではなく一緒に「創る」「支え合う」が地域のふつうになるといいな。
これから…そして、夢があります!
9月から月1回、0歳児のママ向けの活動を開催します。場所はいつもの鶴が台。産後すぐの方のための内容です。
夢は親子カフェ!地域を巻き込んで、シニアやハンディがある方は運営側としてマッチング。小さい子どもに特化し、気兼ねない “オシャレ”なカフェ(居場所)を作り、地域の方に喜んでもらえることをやりたいです。
お話の間、井出さんは終始元気ハツラツ。他のメンバーも、団体名“GENKIプロジェクト”がぴったり! 夢がかないますように、応援したいと思います。