【開催報告】11/18(土)市民活動団体のための「補助金・助成金 活用術」~お金の悩みを抱える団体、これから活動をはじめたい団体向け~

日 時:2023年11月18日(土) 14:00 ~ 16:00
場 所:ちがさき市民活動サポートセンター フリースペース大
参加者:15名    手話通訳者:2名
講 師:早川 仁美さん(地域のお茶の間研究所 さろんどて 事務局)
    柿澤 良昭さん(くらし安心部 市民自治推進課 協働推進担当)


「活動資金が不足している💦」
「いまの補助金が終わったら、どうやって事業を継続させよう?」
「助成金にチャレンジしたいけど、事業企画・予算の立て方がわからない」

お金の悩みを抱える団体、これから活動をはじめたい団体向けの、団体を成長させるための補助金・助成金の使い方をはじめ、団体が持っている「資源」や「強み」は何か、これからの団体運営について一緒に考えてみました。後半では、11月1日より令和6(2024)年度実施事業の募集を開始する、茅ヶ崎市の補助金 市民活動げんき基金補助制度 を紹介しました。


まずは、地域のお茶の間研究所 さろんどての事務局を担当されている早川さんから、持続可能な団体運営のための補助金・助成金の使い方や申請のポイント、組織運営までのお話を伺いました。2012年より「地域で、人と人とが出会いつながることを目的に、空き家を活用し『食』を中心とした居場所づくりに取り組んできた「さろんどて」の実例から、活動資金の集め方や現場のニーズに対応するためにどのような事業を立ち上げ、発展させ、ネットワークを広げてきたのか、等のお話をしていただきました。

組織運営においては、対話が重要! 事業ごとにLINEで情報共有している」「事業は、実施することが目的ではなく、目的を達成するための手段団体内でしっかりと目的を理解し共有する」「自分たちが持っている『資源』や『強み』を可視化する」「ボランティアの確保には、HPやSNS等の広報に加え、他団体との連携、利用者への呼びかけも効果的」など、これまでの経験に基づいた具体的なアドバイスがたくさんありました。

参加者同士で行ったミニワークでは、それぞれの活動紹介のほか自分たちが抱えている課題についても意見交換できました。
こども食堂や居場所を運営している(これから立ち上げる)団体が多かったのですが、「活動するもの同士の悩みや不安を聞く機会になり、とても参考になった」との声もあり、新たな出会いとネットワークづくりのキッカケにもなりました。

最後は、市民自治推進課職員の柿澤さんより、市民活動推進補助制度(市民活動げんき基金補助制度)の概要説明と来年度補助事業の募集告知がありました。
サポセンでもげんき基金への申請を検討している団体を対象に、企画書作成会を毎年実施しています。また、年間を通して補助金・助成金に関するご相談も承っています。

講座の終了後も補助制度への質問や、講師を務めた早川さんへの具体的なお悩み相談と、参加者間の交流がしばらく続き、皆さんの熱意を感じることができました。「実績から運営の部分も学べて、満足!」
「ほかの団体とのつながりで、Win×Winの関係で活動していることが素晴らしい」
「自分では得られていない情報が盛りだくさん。積極的にネットワーク(横のつながり)を作ることを決意した!」
「任意団体でも、補助金を活動できると希望をいただいた。仲間とのコミュニケーションと、ブレないことの大切さを改めて確認」
等など、たくさんの感想をいただきました。

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