【開催報告】10/21(土)「地域メディア活用法!」~地域メディアをもっと活用して、市民活動を盛り上げよう!

日 時:2024年10月21日(土) 14:00~16:00
会 場:ちがさき市民活動サポートセンター フリースペース大
参加者:15名
講 師:豊田 博美さん(株式会社タウンニュース社 茅ヶ崎編集室)


「自分たちのチカラだけでは、市民への広報力が不足している」「今よりもっと市民活動を盛り上げていきたい!!」と思っている団体は多いはず!
・・・そんな時は、地域メディア(紙面・WEB)を通じて上手に伝えてみよう!

と、いうことで今回のNPO講座は、コロナ過を経て、広報活動もWEB中心に行う団体が増えています。しかし「紙媒体」で伝わるチラシや広報紙にも、アナログならではの良さがあります。地域メディアに取り上げてもらうには、どのような情報を提供し、いかに取材してもらうのか・・・タウンニュース社の取材の流れや、具体的なプレスリリース作成のポイントなど、現役記者から直接学ぶ場となりました。

株式会社タウンニュースの記者 豊田さんを講師に招き、まずはタウンニュース社がどのような広報媒体を有しているのか、紙面発行規模や寄せられる記事の元ネタの発信源は?・・・、などタウンニュース編集室の具体的な動きを解説していただきました。地域メディアの多くが紙面の発行とともに、関連するWebサイトを運営していることが多く、市民活動団体が苦手なSNS発信の作業をしなくても、メディア紙面への掲載と同時にネット上でも広く情報発信してくれています。

タウンニュース(株)茅ヶ崎版のWEBサイトは コチラX(旧Twitter)Facebook 
関連Webサイト:ご近所情報サイトRareA-レアリア茅ヶ崎ライフスタイルWebマガジン #ちがすき

具体的に示してくださったのは、タウンニュースの実際の記事ネタの取り方として『行政の記者発表や定例会見から』『スポンサーやまちの中から』『日刊紙・テレビ・雑誌、インターネットから』などがあり、中でも強力な情報提供源となっているのは、読者や市民団体からの直接的な話題提供だそうです。

取材ネタを選ぶ基準として『新鮮性』『社会性』『著名性』『歴史性』『今日性』『進展性』『情操性』『近接性』『親近性』『希少性』『独自性』『以外性』の12点を重視しているとの事。

また、プレスリリースの作成ポイントは 5W1H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように)を明確ににし、タイトル・リード文・本文、担当者(問合せ先)、写真やチラシなどの資料を添付し、詳細は団体ホームページを閲覧・・・等、必要な情報や団体の熱意や想いを盛り込んでA4用紙1枚程度にまとめたものを提供して欲しいとの事でした。

取材対象として取り上げられた場合の流れは、次のようになります。
情報提供 ➡ 編集ミーティング ➡ 取材申込・日程調整 ➡ 取材本番 となり、取材の方法は記者が活動現場へ赴き、代表者や担当者などから直接お話を伺う、またはメールやZOOMでの対応もできるようです。

豊田記者のお話しが終わった後には、たくさんの質問に加えて地域メディアへの応援メッセージもあり、市民活動団体の地域メディア活用に対する関心の高さが表れていました。

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