【開催報告】2022年度NPO講座2⃣「市民活動団体のための SNS運用のイロハ」
日 時:2023年1月23日(月)18:30~20:30
会 場:ちがさき市民活動サポートセンター フリースペース大
参加者:11団体12名
講 師:市川 ヤスヒロさん
(株式会社ボンド代表取締役/デザイナー)
SNSを上手に活用して活動PRやイベントの周知などを行うことで、活動への参加や団体の応援を得たいと考えている市民活動団体が増えて来ています。既に各種SNSのアカウントを有し発信を行っているのに、思うように会員・応援してくれるファンが増えていかない悩みを持つ団体を対象に、団体のファン(応援者)を増やすためのヒントを市川さんから伺いました。
~ 応援してくれるファンを増やすには、日々コツコツと丁寧に伝えていこう ~
現在では、多くの団体がTwitter・facebook・LINE・Instagram等のSNS(ソーシャルネットワークサービス)で、情報を発信しています。
しかし、情報を届けたい相手が実際にSNS利用者なのか?
いま一度、情報を届けたい相手のことを想像してみることも、広報においては大事なことです。
「発信が活動活性化のためなのか、受益者のためなのかを意識して、適切なコトバ・写真・映像を使って伝える」
「SNSユーザーに提供できる団体の価値をしっかり伝える」
「イベント参加や活動の応援につながる発信方法」
団体としてSNSを運用していく際に、重要となる考え方や情報発信の工夫について、Instagramの事例を見ながら説明を受けました。
「集まったSNSユーザーの分析ツールの利用方法」についても、実際の講師自身や参加者自身のSNSアカウントを参考に、分析ツールの具体的な利活用について学ぶことができました。
~ 共感から応援へ、GIVE and TAKE ~
最期にまとめとして、SNSは「インターネット上の交流の場」であり、一方的な情報発信ツールではないということを自覚する。
団体のアカウントを見てくれている人、団体の投稿に「いいね!」や「保存」「シェア」で、レスポンスを返してくれた人たちと交流を図りながら、団体が行う活動への共感から応援へと、つながりを更に深めていくことが大切だということを学びました。
講座後のアンケート
「“#”ハッシュタグについての理解が深まった」
「SNSを始めたばかりの初心者には、ちょっとレベルが高いと感じた」
「あっ、ソレやってみよう!・・・と、具体的に思える内容がいくつもあった」
「Instagramをやっていたけど、全く知らない便利機能を知ることができて良かった」
などの感想をいただきました。