【開催報告】ITスキルアップミニ講座2「LINE公式アカウント」~あなたの団体もLINE公式を使って情報発信してみませんか!

ちがさきサポセンでは専門性を有する市民活動団体の協力を得て、市民活動団体や地域のボランタリー団体からのアンケート回答を参考に、IT関連の実務を担うスタッフや学びたい人に向けたスキルアップ講座を開催し、団体活動の活性化を図っています。


今回は若者からシニアまで幅広い年代で利用されている、スマホアプリ「LINE」で団体広報用の公式アカウントを作成し、どのように運用していくのかを2週連続で学習しました。

◇日 時:2024年11月15日(金)、22日(金) 両日とも13:30~16:30
◇講 師:有賀 康江さん(NPO法人 セカンドワーク協会
◇参加者:6団体10名

参加者は皆LINE公式アカウントの活用を検討中の、市民活動団体や地縁団体などの関係者で日頃からLINE利用している人たちです。
日本のスマホユーザーの70%が家族や友人と連絡アプリで利用している「LINE」。送信メッセージの80%がその日のうちに既読になる高い開封率も魅力です。団体の活動を情報発信するための方法として、LINE公式アカウントの登録方法から、活動に興味を持ってくれた「お友だち」を増やすコツや、イベント申込みなど、画面の大きなパソコンから運用していく方法を学んだ連続2回講座でした。

初回は、LINE公式アカウントと個人アカウントそれぞれの利用目的の違いを知り、非営利団体がLINE公式を運営するメリットを学びました。また、公式アカウントの主要機能とその他の便利機能について解説を受けてから、参加者各自が実際に公式アカウントへの登録作業を手順を追って実施。団体の公式プロフィール設定方法を、一つずつレクチャーしてもらいながら着実に作業を進めていました。


2回目の講座では、団体公式LINEではお友だち登録してくれたユーザーに向けて、どのようなメッセージやイベント情報の発信を行うのか、その運用方法についてさらに深く学習。それぞれの公式LINEアカウントで使われている用語や運用画面の操作方法など、各自PCで作業を確認しながら実際にアップロードした情報を共有メンバーで確認。実際に公式アカウントを公開する前に、運用する主要メンバーや団体全体で非公開の練習期間を持ち、どのような情報発信をしていくのかを充分検討するのが失敗しないためのコツとのアドバイスもありました。


受講後のアンケートより
参加理由:
「活動のPRやボランティアとのスケジュール調整に使えるかもと考えたから」
「団体のイベント告知や参加募集に利用したい」
「LINE公式の運用について、直接対面で教えてもらえるから」等、
団体の活動に、LINE公式アカウント運用が有効と捉えているようでした。
受講した感想:
「団体広報に習った事を積極的に活用したいし、便利な機能をもっと知りたい」
「LINE公式アカウント活用の趣旨がよく理解できた。」
「ひとまず、仲間内で使ってみて活用法を考えていきたい」と、
ツール使用に前向きなご意見がいただけました。

短い講座期間のなかで毎回、参加者から数多くの質問が出てきて、LINE公式アカウント運用へ積極的な意欲が感じられ、今後の広報やユーザーとの交流にLINE公式の活用が期待される講座となりました。