【開催報告】NPO講座2021 第3回「できる! 市民活動の会計処理」

NPO講座2021
第3回「できる! 市民活動の会計処理」

開催日時:2021年12月4日(土)14:00 ~ 16:00
開催方式:オンライン講座(ZOOM利用)
参 加 者 :9名
講  師:本郷 順子さん
    (NPO法人税理士による公認活動サポートセンター理事)

市民活動団体にとって、なぜ会計が大切なのか?
それは、団体が「自分たちの現状を知るため」、「会員以外の人たちの理解を得るため(社会的責任を果たすため)」。


講義の冒頭で、会計処理の意義について再確認した後、帳簿の作り方や管理の仕方など、下記の項目について具体的に教えていただきました。

➀NPO法人の役割と会計
②お金の管理と記帳
③人に支払うお金の話
④法人税、消費税、印紙税

多桁式現金出納帳

多桁式現金出納帳のサンプル

現金出納帳

現金出納帳サンプル

参加者はNPO法人や補助金活用等しながら長年活動している市民活動団体の他、これから団体を立ち上げたい個人など。講座は2時間を予定していましたが、講義終了後に参加者から個別の質問があり、ひとつひとつ丁寧に解説していただきました。


講座アンケートでは、「本格的なNPO法人の会計内容だったので、難解なところが多かったですが、大変勉強になった」「数字に弱い自分でも、会計の面白さが少し分かってきたように感じた。前段の説明から初心の自分にも非常に分かり易い説明でした。今回教えていただいた方法と自分たちのクラブの会計とを対比して見たいと思う」「勘違いしていた部分もあり、参加して良かった。次回の会計報告に活かしたい」などの意見がありました。

 

今回の講座で得た会計実務の知識をもとにしっかりとした処理を行うことで、市民活動団体が組織の信頼度を高め、さらに活動を発展させることを期待します。