【開催報告】NPO活動の棚卸し講座Ⅱ 心をつかむチラシデザイン&キャッチコピー
日 時:1月27日(土)14:00~17:00
場 所:ちがさき市民活動サポートセンター
講 師:大工原潤さん(認定NPO法人さいたまNPOセンター 理事)
参加者:30名
会員募集や活動報告、イベント案内などのチラシ作りに困っている団体が数多くあると思います。その悩みにお答えして今回の講座を開催しました。
実は、思わず手に取ってしまう、なぜか心が惹きつけられるチラシには、ちょっとした作り方のコツがあります。今回は、誰もがすぐに実践できる、デザインのルールや印象に残るキャッチコピーの書き方について学びました。
講師の大工原さんは、一級建築士・デザイナーとして公共施設等の設計や企業広報誌の編集、また地球環境関係雑誌・書籍の校閲・デザインをはじめ、市民団体や地域イベント、芸術団体のチラシデザイン等に幅広く携わっています。
さいたま市内において学童保育NPOの活動に関わり、2013年から2016年3月まで、さいたま市市民活動サポートセンターのセンター長を担っていました。
効果的なチラシ・パンフレットのデザインのコツ、広報紙・会報などの取材・編集・デザインなど、市民団体のチラシ作りで、すぐに身につく技術を誰にでもわかりやすく伝える講座は、参加者に好評を得ています。
講座の前半では、参加者の活動をPRするキャッチコピーづくりのワークショップから始まり、出来上がった作品に対しての人気投票、講師による講評が行われました。チラシは見る人のために作ることが重要。良いチラシほど目を惹きつける短い言葉の「キャッチコピー」と的確に内容を説明する「ボディコピー」が優れているとのことです。
後半は、デザインの基本となる3つキーワードについて学びました。
3つのキーワードとは?
1.くっきり、見せる
2.すっきり、整える
3.どっきり、目だたせる
この講座で学んだことをいかして、今後の団体PRや入会案内、イベント等、より魅力あるチラシを作成し、少しでも活動が活性化できるよう願っています。
参加者の主な感想
・わかりやすく興味深い内容でした!!「キャッチコピーをもっともっとおもしろく」を再度お願いしたい。
・デザインは決まり通りに作っていけば80%くらいの出来になるということを知り、もっといろいろ勉強したいと思った。
・文字をそろえるなど、1枚のチラシをつくるのにたくさんのことを考える必要があるのですね。これから活かしたい。参加させていただき、よかった。
・実際に団体の会員募集をチラシの作り方についての視点を見つけました。
・演習・事例が参考になった。1日ではもったいないくらいもりだくさんの内容。
・前もって作成したものを持参して、直しをおしえて下さると実践的。こちらの準備や心構えがおいついていなかった。
・イラストレーターのようなチラシを作るソフトの使い方を教えてもらえるのかと思っていたのでそこが残念。
・とてもためになる有効な講座で、先生も親しみがありわかり易く、また機会があれば、大工原先生の講座を市内で受けたい。時間が3時間でも足りないので全2回など複数回あることも期待。