【開催報告】オトナのよるカフェ2「生バンドでつながる想い出の歌」

日 時:8月30日(水)18:30~20:30
場 所:茅ヶ崎市役所本庁舎1階市民ふれあいプラザ
ゲスト:西信光さん(歌声サロン「チーパッパ」代表)
参加者:79名

今回のゲスト、歌声サロン「チーパッパ」の皆さんは、世代に合わせた懐かしい歌をみんなで歌って、まちを明るく元気したいと精力的に活動中。閉庁後に登場した即席ステージでは、茅ヶ崎にまつわる歌や思い出のフォークソングなど、60代~70代の参加者には懐かしい歌の数々が演奏されました。この日は夜光副市長も最後までご一緒に、みんなで歌い、西さんのトークに笑い、夏の終わりの楽しい一夜を過ごしました。

日本各地を転々としたサラリーマン時代を経て、定年退職後の最初の1年間は、造園、ウッドデッキ・家具づくりなど自宅にひきこもり生活だったという西さん。あるとき、エメロード商店街でクリスマスソングの公募があり、奧さまの勧めで、英国留学中の娘さんへエールを送るために作った曲を応募したところ、見事、準優勝!音楽活動の楽しさに目覚め、ストリートライブやバンドを組んでオリジナル曲を披露するなど、第2の人生を謳歌していた矢先、肩の筋を切り大手術、入院生活を送ったことが、再び転機となりました。

自分たちの歌を聴きにきてくれるお客さんをもっと喜ばせたい。そのためには、自作の曲をただ披露するより、みんなで一緒に歌った方が楽しいのではないか――。

現在、市内の地域集会施設や福祉施設で年80回~100回行う歌声サロンは、そんな西さんの思いから、みんなで歌を楽しめるように、歌詞を映すスクリーンがステージ中央に設置され、歌と歌との合間には、クイズや小話など笑いもたくさん!観客へのサービス精神があふれています。

「音楽活動の他にこれから、やってみたいことは?」との問いに「ボートづくり」と答えてくださった西さん。歌声サロンとの両立は難しいのかもしれませんが、ぜひ、新たな夢にも挑戦してほしいと思います。そして、いつも傍でそっと寄り添っていらっしゃる奧さまと、いつまでもお二人仲良く活動を続けていってほしいなと願っています。

カフェの締めくくり、西さん作詞作曲の「茅ヶ崎小唄」最後の歌詞はこんなふうになっています。

会場の雰囲気はとても温かく、バンドメンバーはじめ、裏方の市職員さん、そして当日参加者皆さんの協力のもと、片付けまで無事終了することができました。皆さん、ありがとうございました!