2018年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」公募のお知らせ(受付12/12~2/1)

予防原則を踏まえ、ネオニコチノイド系農薬の影響について調査・研究の企画を募集します。

一般にはまだあまり知られないまま、お米から果物まで、ときには「減農薬」の切り札として用いられ、シロアリ駆除剤や防虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいるネオニコチノイド系化合物(およびフィプロニル)――。有機リン系農薬の代替物として1990年代に開発されて以来、国内外を問わず使用が急拡大するネオニコチノイド系農薬は、その浸透性・残留性・神経毒性から、ミツバチの大量失踪が示唆するように生態系と生物多様性全体を脅かすばかりか、子どもたちの脳の発達にも悪影響をおよぼす可能性が指摘されています。

EUでの使用禁止措置をはじめ世界的に研究や規制が進んでいますが、日本では各地で民間の削減努力が生まれつつある一方、全体的にはいまなお規制緩和の方向です。本助成は、予防原則を踏まえて、製薬メーカーの意向や現行の行政判断に左右されない独立の立場から浸透性殺虫剤の影響を検証する調査・研究を支援します。その成果が、浸透性殺虫剤の被害を防ぎ、規制のあり方や一般市民の消費行動を変える働きかけに活かされたり、すでに多くの環境化学物質や放射能汚染と向き合う私たちが、浸透性殺虫剤にどう対処していくべきかを探る公共的な議論を喚起したりと、問題解決に向けた効果的な取り組みに資することを期待しての公募です。ふるってご応募ください!

▼募集期間
2017年12月12日(火) ~ 2018年2月1日(水)

▼対象活動
現行の農薬行政や製薬メーカーの意向から独立し、予防原則に基づいて一般市民・消費者・生産者の保護につながる調査や研究のプロジェクトなど
(企画例:農業や林業の現場、あるいは水道水やシロアリ駆除剤など日常生活に直結した ネオニコチノイド系殺虫剤の使用・残留実態を調べ、リスク削減の可能性を分析・検証・ 発表)
※ 目標達成に複数年を要する企画提案については、申請書にその旨希望を書き込めます が、案件の採択と支援は年度ごとに行います。

▼応募資格
ネオニコチノイド系農薬に関する問題提起や、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体
(ボランティアグループ、NPO/NGO、公益法人、研究機関、生産者など、地域、法人格、活動実績は不問)

▼助成金額
上限額 100万円/1企画

募集要項・申請方法など詳細については、「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」Webサイトをご覧ください。

▼申込み/問合せ先
一般社団法人 アクト・ビヨンド・トラスト 助成係  〒113-0034 東京都文京区湯島 2-9-10-2F
TEL:070-6551-9266 (助成担当:八木晴花)※年末年始は12/29~1/5休業
Email:grant@actbeyondtrust.org
URL:http://www.actbeyondtrust.org/